男性不妊のリアル

男性不妊に悩む著者が男性の視点で不妊治療の経験を書きます。

これまでについて②

女性不妊専門の病院に通い出してはじめに検査を受け問題ないことを確認したのでまずはタイミング法からのスタートとなりました。

 

不妊治療の初期の初期ですね。

 

この時は長い道の始まりであることがわかっていませんでした。

 

タイミング法とは超音波や基礎体温LH(黄体化ホルモン)測定により排卵日を先生に確認してもらい、指定された日時に性交を促す指導法です。

 

たしか3回ぐらいタイミング法を行なったと思います。

通っていた病院は3回で次のステップに進むと決まっているようでした。

 

しかしタイミング法は残念ながらうまくいきませんでした😭

この時妊娠していれば未来が変わったのでしょう。

 

そして人工受精へとステップアップしました。

 

1回目の人工受精。

 

人工受精とは、受精が行われる場所である卵管の膨大部に、受精に必要なだけの十分な精子を人工的に届けることにより受精を促す治療法です。この説明を受けたとき精子を人工的に女性の体内へ注入しその後は自然妊娠と同じ過程をたどるので、自然妊娠に近いんだなと思いました。

 

そして妻に病院に通ってもらい、実施する日程が決まりました。

 

すでに男性不妊の検査は受けていたので、特に抵抗もなく精子を当日指定された時間までに病院に持っていきました。

 

以前の男性不妊の検査結果からこの時の結果は心配してませんでした。

1時間ぐらい、喫茶店で待って先生から結果を伝えられました。

 

たしかSMIが80ぐらいだったはずです。

前回検査時より結構下がりました。

SMI(Sperm Motility Index): 精子自動性指数の略で運動精子濃度にスピードも考慮して数値化したものとなります。私が通っていた女性不妊専門の病院ではSMIが精子受精能力の判定に使われていました。

 

精子数が多くても運動精子数が少なければ受精能力は低くなるし、運動精子が多くてもその運動が弱ければ受精能力が低いということになり、数と運動率と正常形態率だけで受精能力を推測するのは大変難しいそうです。

 

よってSMIが評価指数に使用されているのですが、通っていた病院では80以上でないと人工受精は厳しいと言われました。

 

40〜60でも妊娠する場合はあるけどおすすめしないとのこと。

私はこの回はギリギリだったみたいです^^;

 

で人工受精を実施。

その後生理周期に従い基礎体温の測定とともに妊娠したかを判断します。

 

この回は残念ながらうまくいきませんでした。

 

その③に続く。

 

 

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